救急救命士の仕事の将来性
プレ・ホスピタルケアの充実に貢献
現在厚生労働省は、医療体制の質の充実と21世紀に向けての救急医療体制を確立するため、プレ・ホスピタルケア(病院前治療)の充実に乗り出している。
これは、救急現場・搬送途上の医療の確保充実のため、医師を中心に医療関係者が直接関与できる体制整備を充実させるとともに、
患者の家族や一般住民が医師や救急車が到着するまでの間に救急法を実施できるようにすすめるものである。
ドクターカー制度推進や救急救命士の資格制度確立も、このプランにのっとって行われているものとされる。
現在日本には、47万人の救急隊員と4500台の救急車が活躍しており、自治省消防庁の89年の調査によれば、年間約270万件の出動回数を記録している。
人間がDOA(心肺機能停止状態)に陥ったとき、まっ先にダメージを受ける臓器は脳といわれており、約4分間の血流の停止で致命的な障害をこうむるとされている。
救急救命士は、このような患者に救命処置を行えるという点で、現在もっとも充実が望まれている資格といえるだろう。
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