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作業療法士(OT)の資格をとろう
作業療法士は国家資格である。
国家試験の受験資格は次の通り。
(1)大学に入学することができる者であって、文部大臣が指定した学校または厚生大臣が指定した作業療法士養成施設において、3年以上必要な知識および技能を修得した者、
(2)外国の作業療法に関する学校・養成施設を卒業し、または外国で理学療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生大臣が(1)に掲げる者と同等以上の知識および技能があると認定した者など。
★試験日程
毎年3月初旬に実施される。
詳細は官報に公告。
★問い合わせ先
厚生労働省健康政策局医事課試験免許室国家試験係〒100−45東京都千代田区霞が関1-2-2 TEL 03-3503-1711
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作業療法士(OT)の果たす役割
さまざまな作業を通して回復援助
作業療法士は、医療機関のスタッフの間では「OT(Occupational Therapist)」とも呼ばれる国家資格である。
身体または精神に障害のある人に対して、工芸や手芸・造園・絵画・玩具操作などの作業を通じ、応用的動作能力・社会適応能力の回復をはかる専門スタッフのことだ。
主な仕事は、お年寄りや障害者とともに手芸・工芸・絵画などの作品を作ったり、ダンスや歌を歌うなどを通して自己表現の場を設け、精神の安定を図る。
また、玩具やゲームを使った遊びを通して精神活動に刺激を与えたり、生活にリズムや楽しみを生みだすレクリエーション的な意味合いもある。
とくにお年寄りには、外部からの精神的な刺激が痴呆の予防や悪化を防ぐという報告もあり、これからの時代に欠かせない仕事である。
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作業療法士(OT)が活躍する職場
活躍の場は理学療法士と重なる
作業療法士の職場は、前項で述べた理学療法士の職場とほぼ重なっている。
ただし作業療法士の場合は、身体の運動機能を高めるばかりではなく、精神に障害をもつ人々や、情緒的に不安定な状態に置かれている人々の心身機能にまで幅広くはたらきかけるため、
精神薄弱者援護施設や精神薄弱者更生施設・精神薄弱者授産施設・情緒障害児短期治療施設・児童厚生施設・精神科や心療内科をもつ病院などが加わる。
ちなみに精神薄弱者授産施設とは、経済的に自立した生活ができずにいる人々に就労の機会を提供したり、技能の習得のために必要な技術を教えて自立した生活が営めるように支援する施設のことである。
作業療法士には、患者がもっている最大限の能力を作業を通じて引き出し、自立した生活が営めるように援助する職業訓練士としての意味合いもあるのだ。
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ますます高まる作業療法士の需要
作業療法士は、痴呆症などお年寄りの精神機能の維持や回復・情緒的安定をもたらす療養を専門に行う医療要員として、今後も需要が高まることが予想されている。
理学療法士の項でも述べたが、厚生労働省が掲げる「新ゴールドプラン」で目標とされている施設の増設や増床、介護スタッフなどの増員計画により、今後作業療法士にも活躍の場が広がってくるだろう。
91年には、「医療関係者審議会理学療法士作業療法士部会」が理学療法士の需給計画とともに作業療法士の需給計画も検討し、養成校の入学定員を2,300人にまで増員させる必要があることを提言した。
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