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医療ソーシャルワーカー(MSW)の働く職場
病院の医療相談室などに勤務
主な職場としては、病院の医療相談室や医事課などになる。
社会の高齢化や核家族化が進み、退院したお年寄りや障害者や慢性疾患をもつ患者などを家庭で介護しづらいというケースが増えるなか、医療と福祉・行政をつなぐエキスパートとしてニーズは大きい。
しかし、一病院における採用数が欧米に比べても少ないのが難点である。
存在価値高まる医療ソーシャルワーカー
89年2月、厚生労働省の「医療ソーシャルワーカー業務指針検討会」は、医療ソーシャルワーカーの業務の範囲や業務の方法などに関する業務指針をまとめている。
さらに、養成形態として4年制大学を基本とし、修士課程終了の必要性を主張する声もあがっている。
これは、医療ソーシャルワーカーの担う業務が社会的に重要であることと存在価値が高いことを示しており、より専門性の高い教育を行う必要があることを表している。
将来的に公的な資格化への動きも見られ、高齢化が進むなか社会的地位もかなり高まると思われる。
医療ソーシャルワーカー(MSW)の果たす役割
患者の悩みをなんでも解決
医療ソーシャルワーカー(MSW)は、病院に入院する患者が抱える経済的・心理的・社会的な問題の解決を図り、家族関係や社会とのつながりの調整を行い、患者がスムーズに社会復帰できるように援助する。
具体的な仕事の内容は、入院患者や家族が医療費や生活費に困っている場合に保険の活用方法を知らせたり、治療費の減免制度を活用するよう援助する。
また、療養中の家事・育児や家族関係・患者同士の人間関係の調整や患者の会の紹介などを行う。
さらに、病気なのに受診や入院を拒む患者の阻害要因を探って治療を促進する援助、退院後の在宅ケア・サービスの紹介や手続き、入所できる施設の紹介などを行う。
すなわち患者と家族の悩みを解決するエキスパートである。
いまのところ、公的な資格として認められていないが、大学や短大などで社会福祉系の専門教育を受けた人が病院等に採用され、医療ソーシャルワーカーになるケースが多い。
社会福祉士や臨床心理士の資格があるとかなり有利であろう。
医療ソーシャルワーカー(MSW)の資格を取ろう
現在、医療ソーシャルワーカーは公的な資格として認められていない。
職場が基本的に医療機関であるため、まずは医療ソーシャルワーカーとして病院等に採用されることが先決となる。
先に述べた社会福祉士や臨床福祉士の資格を持つ者が有利であろう。


