助産婦の働く職場
ほとんどが病院に勤務
以前は俗に「産婆」ともいわれ、開業する者が多かった助産婦であるが、近年は医療施設内でのお産が増えた結果、病院・診療所に勤務する助産婦が増えている。
同時に、助産所は年々減少し、92年現在では助産所の開設者・従事者は全体の6.5%にとどまっている。
病院・診療所勤務以外の助産婦のなかには、保健所などで妊産婦や乳幼児の保健指導にあたることもあるが、全体からみた数はごくわずかにすぎない。
自然分娩を見直す動きも
家庭でのお産が少なくなり、開業助産婦が減る傾向は変わらないが、分娩誘発剤などを使用して行う「ベルトコンベア一式」かつ人工的な病院出産に対し、疑問を投げかける声が出はじめていることも事実である。
自然な陣痛により、普段の生活環境のなかで自然に行う分娩を志向する動きが生まれている。
そうした家庭出産をサポートするような役割を助産婦が果たすことができれば、今後、開業助産婦や開業助産所の役割が見直されてくる可能性もあるだろう。
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