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柔道整復師の果たす役割
柔道とともに発達した接骨術
柔道整復師は俗に「ほねつぎ」や「接骨」ともいわれ、骨折や脱臼・捻挫・打撲に対して、回復をはかるための処置を行う国家資格者である。
ただし脱臼・骨折の患部に施術する場合には、医師の同意を得ることが必要とされている。
柔道整復術は、柔道の練習中に生じるケガを治療するために発達してきた技術であるために、技術者には柔道の素養が不可欠とされる。
そこで国家試験にも柔道の実技が課せられていることが特徴的だ。
このように柔道整復術は、日本古来の伝統ある武術が生んだ治療術であるが、近年ではリハビリテーション理論や運動学など、西洋医学の理論をとりこんだうえでの発展を見せている。
スポーツ医学や整形外科領域に接近した形で、進歩していくことが予想される。
カテゴリー:柔道整復師の資格・仕事
柔道整復師の資格をとろう
国家試験の受験資格は次の通り。
(1)大学に入学できる者で、3年以上文部省指定の学校または厚生大臣指定の養成施設において修業した者。
★試験内容
学科試験は、解剖学・生理学・運動学・病理学概論・外科学概論・整形外科学・リハビリテーション医学・柔道整復理論など合計11科目。
実地試験は、柔道整復技術に関する実技と柔道実技試験。
なお、あん摩マッサージ指圧師かはり師・きゅう師のいずれかの免許を取得している者については、共通科目の学科が免除される。
★試験日程
年1回、3月初句に実施。
★合格率
平均80%前後。 比較的合格しやすい試験。
★問い合わせ先
厚生労働省健康政策局医事課 〒100−45
東京都千代田区霞が関1-2-2 TEL 03-3503-1711
または、(財)柔道整復研修試験財団 〒110東京都台東区入谷1-7-10
タマリスク古谷201 TEL 103-3876-8971
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柔道整復師として独立開業する
技術と経験を積んでから開業
あん摩マッサージ指圧師やはり師・きゅう師のように、以前は資格取得後に独立開業する者の多かった柔道整復師であるが、最近は事情が変化しつつある。
スポーツ医学やリハビリを重視する病院などで柔道整復師の雇用も見られはじめているのだ。
資格取得後の数年間をこうした施術所や病院で働き、技術と経験を積んでから独立開業する者が多いようである。
西洋医学をとりいれて発展
柔道という武術とともに発達してきた柔道整復術は、近年、西洋医学の理論をとりいれた展開も見せている。
これは、国家試験の受験科目に解剖学や生理学・運動学・外科学概論・整形外科学・リハビリテーション医学といった科目群が置かれていることからもうかがえる。
今後は、リハビリと連動した形での福祉領域への進出や、運動学・整形外科学などを活用したスポーツ医学領域への進出も見込まれる。
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