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歯科衛生士を果たす役割
歯の病気予防と衛生を担当
歯科衛生士とは、歯科医師の直接の指導のもとに、歯牙や口腔内の病気の予防処置として定められた行為を行う者であり、女子だけに認められた国家資格である。
主な仕事の内容は、
(1)歯および口腔疾患の予防措置(除石やフッ素塗布など)、
(2)歯科診療全般の補助、
(3)口腔衛生思想の啓発および普及活動(保健指導)に大別される。
1955年の法改正以前は、歯科疾患の予防および口腔衛生向上に向けた業務は歯科医師の業務のなかに含まれていた。
しかし、治療中心主義に偏りがちな状況を改善するために、予防処置に関する専門技術者の制度を創設することが望まれて、誕生した資格である。
今後は、予防と健康指導面での役割が一層期待されることだろう。
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歯科衛生士の資格をとろう
歯科衛生士は国家資格である。
歯科衛生士国家試験の受験資格は次の通り。
(1)文部大臣の指定した歯科衛生士学校を卒業した者、
(2)厚生大臣の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者、
(3)外国の歯科衛生士学校を卒業または外国で歯科衛生士免許を得た者で厚生大臣が適当と認めた者。
★試験日程
試験は毎年1回実施され、2月下旬が多い。
詳細は官報で公告。
合格率は100%に近い。
★問い合わせ先
(財)歯科医療研修振興財団 〒102千代田区九段北4-1-20歯科医師会館内 TEL 103-3262-3381
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歯科衛生士の仕事の将来性と高まる需要について
食習慣の変化により活躍が期待
現在、歯科医師1人に対して患者の数は約2,500人といわれており、日本人が抱えている虫歯の数は1人当たり平均8本になる。
これでは、歯科医師だけで歯の治療や処置をするのが難しいのは当然だ。
そこで歯科衛生士は、歯科医師の指導のもと治療の補助をするとともに、歯の病気にかからないように予防し、口腔衛生思想の普及と保健指導をも行う。
食生活や生活様式の変化に伴って、最近は小児でも歯槽膿漏など歯茎の病気にかかるケースが増えてきたといわれる。
それだけに、現代の歯科医療では「予防」に大きなウエートが置かれるようになってきた。
予防衛生を管理指導する歯科衛生士の活躍が、一層期待されるというわけだ。
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歯科衛生士が活躍する職場
歯科診療所に勤めるケースが大半
歯科衛生士は、法律として独立開業が認められていないため、必ず何らかの組織に所属して業務をとり行っている。
現時点では、全体の88%が診療所に所属し、もっとも高い割合を示している。
続いて病院・保健所の順になっている。
女性だけの職業であるため、結婚・出産・育児などにより仕事を辞めるケースが多く、職場内での移動は意外に激しい。
歯科医師1人に対する歯科衛生士の数は、2・3人が理想的といわれているが、まだまだ現状では不足気味である。
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