臨床心理士の果たす役割
心の健康回復を図る専門家
俗にカウンセラー、サイコセラピスト、心理判定員などと呼ばれている心理に関する職のうち、日本臨床心理士資格認定協議会が認定する資格が臨床心理士である。
臨床心理士の仕事は、心理相談や心理検査・心理療法などであり、精神科のデイ・ケアに従事している者もある。
具体的には、心身症・神経症など心の健康を害している人々の相談を受けるとともに、本人や家族の生活環境を観察し、心理検査などを通して障害を起こしている原因を探り、回復に向けて心理的援助を行う。
精神科のデイ・ケアに従事する場合には、主に患者への心理療法と社会復帰に向けての援助を行っている。
95年3月現在、4,361人の有資格者がおり、うち医師免許取得者が149人いる。
複雑かつ繊細である心の障害の原因を見きわめ、適切な援助を行うためには、ひとりの人間の生い立ちから家庭環境まで、多角的に観察して正しく分析する能力が必要である。
そこで認定資格を得るためには、大学院卒業程度の専門教育を受け、現場での職務経験を通じて熟練した技術を修得していることが要求される。
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